ここでは、Google Playの電子書籍出版の特徴やロイヤリティをご紹介します。
Google Playで電子書籍出版する方法・流れについてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
Google Playは、Googleが運営する電子書籍デジタル配信サービスです。取り扱いは、漫画やライトノベル、ビジネス本などが中心。その他、声優やナレーターが書籍を朗読するオーディオブックも取り扱っています。
大きな特徴として挙げられるのが、AndroidやiPhone / iPod touch / iPad(iOS)だけでなく、パソコンでも利用できる点です。スマホやタブレットを持っていない方でも、パソコンさえあれば利用できるため、書籍を販売することで、多くのユーザーの目に止まるでしょう。
Google Playのロイヤリティは、利用規約に同意したかどうかと、販売する国によって異なります。利用規約に同意した場合は70%。利用規約に同意しない場合は52%です。
また、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、英国、米国など60ヶ国で販売された電子書籍は70%ですが、日本、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナムで販売された電子書籍のロイヤリティは52%です。
注意したいのが、支払い基準額です。ロイヤリティの累計が100ドルにならないと振り込んでもらえないので、よく確認してみましょう。
他のストアと違って、Google Playで電子書籍を出版するためには、あらかじめ出版したい旨を申し込みフォームから申請しなくてはなりません。出版社の新規参入を制限しているようで、いきなり登録はできないのです。
まずは、Google Playパートナーセンターの「オンラインのお問い合わせフォーム」にアクセスし、名前・メールアドレス・国名・Google Playで販売する予定の書籍の数などを記載し、送信しましょう。返信が来るまでは、おおむね一ヶ月。ただし、場合によっては2週間ほどで返信が来る場合もあるようです。
Googleから返信メールが来たら、メール本文中の リンクをクリックし、アカウント登録を行います。
登録自体はさほど難しくありません。まず、「出版社名」に法人名か個人の名前を入力します。その後、「国」のプルダウンから「日本」を選択します。さらに、書籍の所有者であること、あるいは所有者から許可を得ていることについてチェックボックスをクリックしたら、利用規約に同意します。
次に行うのが、支払いプロフィールの追加です。お店やサービスの所在地、アカウントの種類(個人か法人か)、名前、住所、電話番号などを入力して送信すれば、アカウント登録が完了し、Google Playパートナーセンターにログインできるようになります。
書籍のアップロードは、Google Playパートナーセンターで行います。対応しているデータ形式は、ePub 、PDF 、JPEG、PDF、PNG、TIFFです。原稿データ、表紙ファイル、あらすじのテキスト、著者プロフィールのテキストを用意しましょう。
アップロードが完了すると、自分のGoogle Playでもアップロードした本を読めるようになります。ただしGoogle Playの場合、アップロードしてから正確な状態が反映されるまで、少し時間がかかる場合があるので注意しましょう。
アップロード後は、価格を設定し、各種設定をするだけで、日本のみならず海外でも書籍を販売することができます。
Google Playの電子書籍出版について、特徴やロイヤリティ、出版の流れなどをご紹介しました。
Google Playには、世界中で書籍を販売できるなどさまざまなメリットがありますが、ロイヤリティや支払い基準額など注意しなくてはならない点も多くあります。Google Playが自分のニーズに合っているか、よく確認してから利用してみてください。
ロイヤリティを重視したい人におすすめなのは、Kindle出版です。「KDPセレクト」に本を登録するだけでロイヤリティ70%を獲得できる上、最低支払額がなく、ロイヤリティがどんなに少なくても全額をその都度振り込んでくれます。
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