Kindleで書籍を出版する際には、審査を通過しなくてはなりません。ここでは、Kindle出版の審査内容と審査に落ちた際の対処法をご紹介します。
Kindle出版の審査とは、販売する書籍がAmazonのコンテンツガイドラインを満たしているかどうかを確認するプロセスです。審査を通過しなければ、Kindleで書籍を出版することはできません。 審査が行われるタイミングは、出版申請を行った後、書籍が公開される前です。審査が開始されると、早めたり、キャンセルすることも不可能です。途中で内容を変更するのもNGです。
新刊だけでなく、既存の書籍の内容や表紙などを変更した場合も審査が行われます。Amazonによると、審査にかかる時間は最大で72時間程です。
kindle出版の審査基準はさほど厳しくなく、常識的な内容であれば落ちることはありません。
審査落ちの原因は、わいせつ、暴力、差別などを含む内容である場合や、商品説明やタイトルに不備がある場合などさまざまですが、特に多いのが、「著作権の侵害」です。書籍の内容が海賊版であったり、コピーコンテンツと認められた場合にNG判定が出るようです。
たとえ自分のブログをまとめて書籍にする場合でも、同じ内容にしてしまうとコピーコンテンツと判断され、審査に落ちてしまいます。ただし、きちんと自分の言葉に置き換えてリライトしていれば問題ありません。
また、書籍と同じ内容の記事をWeb上で無料公開している場合も、審査に引っかかるようです。「無料で公開されている記事なら、購入する必要はないだろう」という判断ですね。この場合は、記事を有料にしたり、非公開にしたりすることで、審査を通過することが可能です。
万が一審査で落ちてしまっても、内容やタイトルを修正し、再申請することができます。KDPから届く審査結果のメールに、審査に落ちた理由と期限が書いてありますので、期限内に速やかに対処しましょう。その上で再度申請手続きを行いますが、期限内に対応しないと販売停止になるので注意してください。
また、もし指摘された内容に心当たりがない場合や、対処法が分からない場合は、サポートに連絡してみましょう。
訂正内容に問題がなければ、そのままストアで販売されることになります。
Kindle本の出版では、必ず審査を通過しなくてはなりません。審査基準はさほど厳しいわけではありませんが、ブログと同じ内容を書籍にする場合は、審査落ちする可能性が高いので注意しましょう。ただし、審査に落ちても、再審査を行えば書籍を出版することは可能です。
「初めての出版で不安」「審査落ちが怖い」「詳しい方にアドバイスして欲しい」という方は、電子書籍出版代行会社に任せるのがおすすめ。代行会社なら、さまざまな知見とノウハウをもとに出版手続きを行ってくれる上、審査落ちしない方法や、再審査を通す方法などをアドバイスしてくれます。
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